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ITエンジニア向いてる人はどんな人か【③仕事の取り組み方編】

# 概要

# 書いたきかっけ、前置き

こちら に記載

# 目次

本ページでは「基礎能力編」として、どういった仕事の取り組み方ができる人が、IT エンジニアに向ているかを記載する。

# IT エンジニア向いてる人の仕事の取り組み方

# 優先事項や計画性を立てる

エンジニアの業務はスキルが上がれば上がるほど多種多様な業務をしたり、突発的な業務が舞い込んできたりして、マルチタスクで進めるようになる。

当然だが、タスクの優先順位を決めずにあれこれやっていたら生産性の高い業務はできないし、周りに迷惑がかかる。

また、時には立てた計画を臨機応変に変えていかなければ仕事が周らなくなることもあったりする。

# 危機管理能力を持つ、面倒なことをさぼらない

ただ動くだけのプログラムを書くなら今どき小学生でもできる。

  • 様々なパターンを考慮し確実にバグが無いコードを書く
  • 性能や負荷を考慮する
  • 可読性や保守性を考慮する
  • 脆弱性対応やセキュリティを考慮する

など、やらなくてもプログラムが動く、要件が満たせるものは後回しになりがちで、リファクタリングして再度プログラムを書き直したり、テストコードをたくさん書かないといけない。

また、システム面だけではなく、ビジネス面や顧客の業務面も考え、システムが停止したりデータ不正、流出があったらどれだけの損害がでて、どれだけの関係者に迷惑がかかるかを意識しなければいい成果物は絶対にできない。

# 主体的に取り組む

自分がサービスやプロダクトを推進していくなら話は変わるが、たいていの場合、顧客や上司からの要望や指示を受けて業務をすることになる。

その時、ただ言われたことだけをやるや、指示が来るまで待ち続けるなどの受け身の姿勢では、先行着手やボトムアップがなくなり生産性や品質が上がらない。

要望や指示を出す側も逐一作業者の状況を把握しながら業務出来ているわけではない。ストレートな言い方をすると、自分の作業が無い状態で自主的に何かやったり、何か次の作業が無いかを聞かない人は、遊んでると同じなので成長速度は著しく低い。

# コスト意識を持つ

当たり前だが、仕事をするとお金がもらえる。それはつまりエンジニアが稼働すると費用が発生していることになる。

事業者側や発注者側などは当然、損失を出したくない、費用対効果を最大にしたい、などと思う反面、雇われ側や受注側は、そんなことはあまり意識せず、さぼったり効率の悪い方法を改善せずに仕事する人が結構いたりする。

私の経験ベースだが、この要素を持たずに仕事している人は一目瞭然でわかり、例外なく生産性や品質が低い。そして話が長い。

# あいまいなことはしない、隠さない

システム開発PJにおいて、ほんのちょっとした抜け漏れや認識違いで、凄まじい悪影響を及ぼすことはよくある。

こんな感じで大丈夫だろう、ここ間違ってるかもしれないけどいいか、な形で仕事をするのではだめで、理解があいまいなまま進めない、少しでも懸念があったら見直すなど、確実に抜け漏れや認識違いが起きないことを徹底する。

また、自分しか気づいてない、気づかれないからそのまま放置してもいいか、と思うのもだめで、必ず改善や共有をすることも大事。

# 所感

この辺の話は若手の時よく上司や先輩から指導されたなぁ。。。

言い方やニュアンスによってはうるさいなと思ってたこともあったけど、今思えばありがたい指導だと思った。

これはやっぱ習うより慣れろ的な話で、自己啓発本とかセミナーとかよりも、やっぱ現場で培っていくほうが体で覚えられて身に染みてくるものだなとつくづく思う。